機種改変に伴う搬送部のシャッター機構の安定化
Before
お客様より、現在使用されている装置と同一仕様での製作をご依頼いただきました。その際、当社では単に同じ製品を製作するのではなく、改めて既存機の稼働状況を詳細にヒアリングし、現場での運用における細かな改善点を探ることから着手いたしました。
After
既存機の構造を改めて分析したところ、長年の課題となっていた「クリーンルームと一般室との境界部のシャッター開閉動作の不安定さ」の原因を特定いたしました。具体的には、機構上のわずかな「がたつき」が生じやすい設計となっており、この小さな振動が積み重なることで、スムーズな開閉を妨げるだけでなく、装置全体の耐久性や稼働率にも影響を与える要因となっていました。
そこで今回の新規製作にあたっては、従来の設計をそのまま踏襲するのではなく、クリーンルームと一般室との境界部のシャッターの駆動メカニズムをゼロベースで根本から見直して設計いたしました。摺動部の調整とガイドの剛性確保を徹底し、最適化を図ることで、動作時のノイズやがたつきを排除いたしました。その結果、長期間にわたって安定かつ円滑に動作する、より信頼性の高い装置を納品することができました。
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